PCゲームを顔の向きで操作する方法「FaceTrackNoIR」

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レースゲームやフライトゲームをプレイすると視点操作も多少必要な動作になります。

けれど、機体操作と視点操作のキーが同じところに割り振られてることがあり、同時に操作できないためにゲームによってはプレイ体験の質を低下させることがあります。

その対策として、実際の頭の動きを視点操作としてゲームに取り込む方法がありますのでご紹介します。

どうやって取り込むか

頭の動きを読み取って操作する今回の手法は主に画像認識となります。その中でも大きく分けて二種類に分類され「赤外線を読み取る方法」と「顔認識によるもの」です。

どちらもカメラを使用するという点に違いはありませんが、前者の場合はデバイスにカメラの他、赤外線ライトが必要になること。また、精度が優れていますが製品を求めると高価になります。

後者の場合は顔認識を行うだけなのでノートPCなどに付属のカメラ単体さえあればセットアップするだけで簡単に利用できます。

今回は手軽に試せる後者の顔認識で行います

準備するもの

  • カメラ — PCでカメラと認識できるもの。
    fpsはなるべく高い方が良さそうですが2000円以下の安価なもので十分です。

  • FaceTrackNoIR — 今回使用するアプリ。
    これで画像認識と制御処理を行います。NoIRとは、赤外線を使わないという意。
    価格は日本円で約390円。購入方法については後述。
Home

以上の2点が必要なものとなります。

PC性能に関しては目的のゲームが動くほどであればまず問題ないでしょう。

FaceTrackNoIRをセットアップする

FaceTrackNoIRの購入、セットアップ、ゲームでの設定まで行います。
カメラは筆者が所有しているLogicool C270を前提とします。

ソフトを購入

カメラを用意出来たらまず、上項で紹介したFaceTrackNoIRのサイトDownloads->FaceTrackNoIR v200を開きます。

開くと以下のように「BUY NOW」と購入ボタンがありますのでクリック。
支払いはPayPalとなります。

ダウンロードリンクが複数ありますが「Plugin-Pack for FaceTrackNoIR vxxxx」ではないので注意

ソフトのインストール

購入画面を進めていくとダウンロードページに飛びますのでアプリをダウンロードします。

インストールについては普段入れているものと変わらないセットアップウィザードが表示されます。インストール先は任意に指定し、インストールデータはチェックを変えずにインストールしてください。

インストール完了後は、まずインストールフォルダ(デフォルト:”C:\Program Files (x86)\Abbequerque Inc\FaceTrackNoIR_v200\FaceTrackNoIR.exe”)へ移動しアプリのプロパティを開き管理者権限に設定して実行しましょう

この設定は、ショートカットキーを使用するのに必要となります。

ソフトの設定

起動すると下図の通りアプリが起動しますので、まずは赤枠の項目を左から順にプルダウンリストより設定します。

  • “Tracker Source” –> 「faceAPI V3.2.6
  • “Filter” –> 「Accela Filter Mk2
  • “Game protocol” –> 「Free Track 2.1

3か所を設定したら次に「Free Track 2.1」の”Settingsを”選択します。

設定ウィンドウが開いたら赤枠の”Select interface”を「Use TrackIR, hide FreeTrack」に変更しOKで閉じます。

設定が完了した時点でアプリ中央下の項目”GO!”にある「Start」を選択することでカメラが起動し顔認識処理が開始されます。

顔認識処理が開始するとステータスが「Tracking」となります。

また、アプリ左側に撮影している映像がモノクロで映し出され、顔認識箇所が黄色のラインマーカーで表示されます。

もしも、映像が出なかったら

顔認識処理を開始しても映像が正しく表示されないことがあります。この場合アプリ側のカメラ選択に誤りがあるためと考えられます。

アプリ自体にカメラを選択する機能が残念ながらありませんので、デバイスマネージャーで使用しないカメラは無効にする必要があります。

また、ウィンドウキャプチャの映像入力も認識されてしまうようです。もし使用していないカメラを無効にしても映像が出ないようでしたらデバイスマネージャー上で確認してみてください。

  • 例:FaceRig Virtual Camera

ゲーム内で設定する

顔認識が正しく行えたらゲームを起動して設定してみます。

対応するゲームは数多くあります。(リンクは対応ゲーム一覧)

Games

ここでは「Arma3(日本語設定)」を例にします。

ゲームを起動しエディタで適当な機体や車両を配置しシナリオをプレイします。

プレイを開始したら「Esc」キーを押して「オプション」–>「操作」の順に開きます。

次にウィンドウ上部右側のコントローラーを選択します。

一覧に表示される「Track IR」を有効化し戻るを押します。

操作一覧に戻ったら上部の表示を「ビュー」に変更します。

下までスクロールして「左を見る(anlg)」を開きます。

開いたら右側の一覧より「トラッキングデバイス 左回転」をドラッグし左側にドロップします。

同じ方法で「左を見る(anlg)」から順に「ヘッドロール:左(anlg)」まで以下の画像の通り設定を行います。

設定が完了したら右下の「はい」選択してポーズに戻り「続ける」でゲームを再開します。

この時点で顔の方向でコントロールが出来ると思います。

もし、顔の向きとゲームの視点移動が異なる場合は、アプリの”Global Settings”にある”Invert Pitch”と”Invert X”にチェックをしてみてください。

他に感度調整の必要がある場合は、アプリの「Curves」を選択して各項目を弄ってみてください。参考として筆者の設定はこんな感じ。

姿勢を整えてプレイした時に視点がずれる場合は、位置情報をしましょう。

方法としては、アプリの「Shortkeys」を開き”Center”の”Keyboard”をF1など好みのキーに設定します。

設定したキーを押すことで、押した時の顔の位置が初期位置となります。

最後に

首を動かして操作するのは初め中々難しいかもしれません。慣れると敵を追従しながら機体を操作出来ますので便利です。

また、個人的に編隊飛行など正面の視界から外れる側面に位置する機体と一定の距離を保つような状況の時は凄く便利な感じがします。

ただ、今回のFaceTrackNoIRは多少遅延が感じられます。

気になる方は、FaceTrackNoIRの他にも赤外線を使用した高価なデバイスもありますので試してみてはいかがでしょうか。

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