VR(MR)デバイス「Acer Windows Mixed Reality AH101」を購入した
Oculus RiftやHTC Vive、スマホを利用したVRゴーグルなど様々なデバイスが登場しているVR市場。VRが多種多様に出回っており体験はしたことあるけど、まだ購入まで至ってなかったので財布を開けて遂に購入しました。
購入したのはAcer(エイサー)のWindows Mixed Reality ヘッドセット AH101。
値段は現在、4万円前後とお手ごろな価格になりつつあります。
他にも格安なVR機器はありましたが、今回購入の目的がSteamVRの利用です。
値段の安いPSVRでも”なんとか”SteamVRが利用できるものの不具合が多いのと環境を構築が複雑なので断念しました。
どんな感じか
今回購入したWindows Mixed Reality AH101は、VR(仮想現実)と言う位置づけで有ると同時にAR(拡張現実)でもあるそうです。その2つの機能をを併せ持つデバイスをMR(Mixed Reality:複合現実)と言うらしいですが、使って数時間VRとしか言えない感じです。
ただ、Oculus Riftなどと比較すると位置を読み取るセンサー系に違いがあります。
Oculus Riftの場合、部屋にトラッキングセンサーを設置して位置情報を取得する必要があります。
Windows Mixed Reality AH101は、ヘッドセットにトラッキングカメラが2つ内蔵しておりその映像を元に位置を把握します。センサーを設置する必要が無いのでスマートな印象です。
MRスペック
解像度 | 片目1440×1440 |
リフレッシュレート | 60Hzまたは90Hz(HDMI2.0が必要) |
視野角 | 95° |
重量 | 440g |
付属 | モーションコントローラー(左右2個) |
必要外部通信 | Bluetooth 4.0 |
解像度は縦横1440とOculus Riftに比べ若干大きいですが、視野角が95°とOculus Riftの110°より狭くなっています。
重量については、440gと比較的軽く首への負担は少ないと思います。
ただ、購入の際はBluetooth 4.0に対応したUSBドングルなどをPCに取り付ける必要があります。2.1など付けてみましたがペアリングは出来ませんでした。
モーションコントローラーは左右それぞれ単3電池2本が必要となるのも注意点です。
PCとの接続
PCとの接続は上記で上げたBluetooth 4.0の他は、USB3.0が1つ、HDMIが1つのみ必要となるだけで使用する接続箇所は少ないです。
接続するだけでセットアップが始まるので非常に簡単です。
ただ、2018年4月に配信された「Windows 10 April 2018 Update」が必要となっています。
購入して直後、Windowsのアップデートを停止していたため正常にセットアップできなかったので更新はオンにする必要がありました。
遊んでみて
思った以上に設定が簡単でした。モーションコントローラーの追尾もリアルタイムに反映されています。(積み木を載せるだけの遊びで1時間以上やってた笑)
メガネの使用についてですがヘッドセット内に余裕はあるので装着してのプレイは可能です。但し、レンズとの距離がシビアなのでベストな位置で固定できればほぼ問題なしと言ったところです。
このVRデバイス「AH101」で遊んだ記事を別途掲載予定です。