個人的おすすめSteamゲーム ロケットを作って宇宙旅行!「Kerbal Space Program」

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今回紹介するのは、Steamゲームの中でも数少ない宇宙シミュレーションゲーム「Kerbal Space Program」(以下、KSP)です。日本語対応しています

開発元:Squad

パブリッシャー:Private Division

価格:3,980円 配信日:2015/4/28

(価格はすべて2018/5の時点)

ゲームの概要

KSPは、科学者たちによって開発された様々なパーツを組み合わせながら宇宙を目指していきます。

宇宙は我々が住む太陽系と似た構成となっており、惑星や恒星のサイズが小さい設定ではあるものの宇宙開発の難しさを体験できます。その分、目標を達成した時の喜びは強く、このKSPに夢中になるプレイヤーも数多いでしょう。

ゲーム内には3つのモードが用意されています。

  • サンドボックスモード
    目標設定はなく自由に目標を決めて宇宙開発が出来ます。
    ゲームを始めたばかりの方にお勧めのモードです。
  • サイエンスモード
    宇宙空間で実験を行い科学力を発展させるモードです。
  • キャリアモード
    宇宙開発の工程をシミュレーションするかのようなモードです。
    初めは何もない宇宙ベンチャー企業から始まり、失敗を繰り返しながら成長を目指します。また、ミッション契約を結び目標を達成することで資金調達もできます。
    乗組員は飛行を繰り返すことで経験値が貯まり、より優れた人材へと成長します。しかし、不慮の事故により失うこともあります。

今回の紹介では簡単にサンドボックスモードを使用します。

ゲームプレイ

ゲームを起動すると、このゲームの主人公とも言える緑色の顔をした宇宙飛行士が出迎えてくれます。カーマンと呼ばれています。我々が作る棺桶に進んで乗ってくれる優秀な人材です。

それでは、ゲームを開始してみましょう。

まず、現れるのは宇宙開発の施設です。全部で9つあります。

  • ロケット組み立て棟
    打ち上げるロケットを組み立てる施設です。
    今回はこの施設を利用して紹介します。
  • 発射場
    組み立てたロケットを発射する場所です。感動と惨劇が入り混じる施設でもあります。
  • スペースプレーンハンガー
    航空機を組み立てる施設です。
    航空機の他に、その名の通りスペースプレーンの組み立ても出来ますが、宇宙に飛び出せる機体を作るのは非常に難易度が高く上級者向けでしょう。
  • 滑走路
    スペースプレーンハンガーで組み立てた航空機を離着陸させる施設です。
  • 宇宙飛行士センター
    宇宙を目指す飛行士達の居住施設です。乗組員の管理が出来ます。
  • 運営本部
    キャリアモードで使用でき、運営に重要な資金調達やコスト問題などの戦略を練る際に使われます。
  • 研究開発センター
    キャリアモードで使用できる施設で、キャリアモードの開始直後は使用できるパーツが限られています。研究してパーツを増やす時に利用します。
  • トラッキングステーション
    宇宙を監視しあらゆる飛行物体をレーダーにキャッチし表示します。宇宙船の他に小惑星なども確認することが出来ます。
  • ミッションコントロールセンター
    キャリアモードで使用できる施設で、資金や科学力サイエンスを得られるミッションを受注できる場所です。

計画を立てる

今回の目標は月の周回軌道に乗ること”とします。

※ゲーム内では月のことを”ムン“、地球のことを”カービン“という名称となっています。

月の周回軌道に乗るということは、まず地球の周回軌道に乗れることが条件となります。

ゲームを始めてからは試行錯誤してようやく地球の周回軌道に乗れますが、今回は省略してそれなりのパワーがあるロケットを製作して月軌道へ乗せてみます。

ロケットを組み立てる

ロケット組み立て棟を選択してロケットを作りましょう。

ロケットは、いくつかの構成に分かれて組み立てられます。

上から順に

  • パラシュート(帰還する必要があるなら)
  • 有人/無人ポッド
  • 耐熱シールド(帰還する必要があるなら)
  • デカプラー(切り離す装置)
  • ロケット用液体燃料
  • 液体燃料用エンジン

これが基本構成になると思います。組み立てもほぼこの順になります。

他にも態勢を維持する装置太陽光パネルバッテリー装置などあります。

必要に応じて装置を追加することがありますが、その分重量が増えることも考慮しなければなりません。

では、早速ロケットを組み立ててみます。

まず、最も重要なポッドを選択して配置します。

無人機も可能ですが、今回は勇敢に片道切符を握る乗員一人を打ち上げたいと思います。

今回は月の周回軌道上に乗せるのが目標なのでパラシュートは不要だと思いますが、希望を込めて設置するのも良いでしょう。最大限、燃料を節約できれば帰還できる可能性が高まります。

パラシュートを選択してポッドの先端に置きます。

後は優秀なベテラン技術者達が繋ぎ合わせてくれます。

次に耐熱シールドポッド下部に設置します。

これも帰るなら必要ですが…。

もし、帰還するとなると猛スピードで大気に突入することとなるので空気との摩擦熱でポッドが高温となる場合があります。その対策として耐熱シールドは欠かせません。

もしなかったら、上空にポンッと綺麗な花火が一瞬輝きます。ホント一瞬です。

続いてデカプラーと言う切り離す装置を取り付けます。

このデカプラーはロケット開発において無くてはならない存在で、これがなかったら燃料が無くなったただの空き缶と化した燃料タンクによる無駄な重量の影響で貴重な推進力を失うこととなります。

そんなことにならないためにも、デカプラーで切り離しましょう。

次に燃料タンクです。これが無かったら火もつきません。

燃料タンクには、様々な容量のタンクがあります。地上から宇宙へ上がる時は、地球からの引力の影響が大きいため膨大な推進力が必要となるので、大型の燃料タンクエンジンが選ばれることが多いです。

それに比べて宇宙空間では、惑星からの影響も少ないので小型の燃料タンクエンジンだけで長距離を移動できます。上の画像は、月軌道に乗るのに必要な量となります。

燃料タンクの次はエンジンを取り付けます。

エンジンの燃料供給は基本、真上にある燃料タンクからされます。

この特性を考慮しながら設計をする必要があります。

今度もデカプラーを取り付けます。

月周回軌道へ乗る構成の次は、地球周回軌道から離れるための加速用の燃料エンジンを取り付けます。デカプラーはその地球周回軌道から離れる構成が不要となった時切り離すために使用します。

上の画像で取り付けたエンジンは、最初の物と比べ出力が高いため形状が異なることが見てわかります。専有面積も2倍近く大きくなり、出力が高い分燃料もガンガン食うので注意する必要があります。

後は、地球の周回軌道に乗るのに必要な推力を得るための燃料エンジン(詳細には先ほどの高出力エンジン1基と両サイドに固定燃料ロケット2基を追加)を取り付け発射台を設置すればロケットは完成です。

次にロケットを動作させる順を決めるステージを調整します。

ステージとは右側の番号が並んでいる所です。

打ち上げの時「Space」キーを押すと一番数字が大きい順にロケット点火や切り離しなどの動作が実行されます。

組み立てた直後に打ち上げると、思った通りに実行されないことが多いのでこの段階から四角いマークをドラッグアンドドロップで移動し調整します。

今回の実行の順番は以下の通り。

8.両サイドのロケット点火発射台からの切り離し。

7.両サイドのロケット(燃料が切れてから)切り離し。

6.第2エンジン点火。地球高高度を飛行想定。

5.第2エンジンとその燃料タンクを切り離し。

4.第3エンジン点火。地球周回軌道を離脱想定。

3.第3エンジンとその燃料タンクを切り離し。

2.第4エンジンを点火。月周回軌道へ向けて加速想定。

1.第4エンジンとその燃料タンクを切り離し。(帰還コースには入れれば)

0.パラシュート展開。(大気圏再突入できれば)

ロケットの構成が大きくなるほど、このステージは数が多くなり複雑となります。

打ち上げる

いよいよ打ち上げです。

様々な計器がありますが、今回は割愛します。詳しくはwikiに。

https://wikiwiki.jp/ksp/KSP基礎

打ち上げ自体は簡単でSpaceキーを1回押すと最初のステージが実行されます。

緊張の瞬間です。

けれど、KSPの技術者たちは非常に優秀で部品不良が無いのでロケットが安定して上がれば取り合えず一安心と言ったところ。

ロケットに点火すると左側のステージに燃料ゲージが表示されます。悲劇を迎えることなく初めのロケットが燃料切れになったら切り離しましょう。

次のエンジンも点火し徐々に加速を続けていきます。

素晴らしい景色です。(雲が表示されていませんが、雲を追加する方法もあります。)

大気が薄くなり無数の星が現れます。

遂に宇宙に飛び出すことが出来ました!!

正直、無重力が体感できないので実感が湧かないですがここは宇宙です。

遠くには、今回目標にしている月が見えます。

M」キーを押して現在の位置を確認してみます。

水色の線が宇宙船の軌道で、三角形のポッドのマークが現在位置となります。

まだまだ、地球から離れていないのが分かります。

月とはこれだけの距離があります。

遠く時間がかかりますが加速を続けましょう。

次第にポッドの軌道が大きな円を描くようになります。

更に加速を続けましょう。

暫くすると軌道のラインに変化が起きます。

これが、月の軌道に乗った状態です。

月に影響しているポッドの軌道が黄色いラインで表示されます。

後はエンジンを切り接近するのを待ちます。

その間、船外活動で宇宙遊泳を楽しむ事もできます。

エンジンに火を付けたまま外に出るのは危険ですので注意しましょう。

もし、切り忘れて出たら乗員はロケットに置いて行かれて宇宙のゴミくずとなります。

ようやく月面に接近しました。表面は穴だらけです。

これらすべてが有人ポッドの衝突の跡とは考えるだけでもぞっとします。

先ほどのポッドの黄色い軌道を見て分かる通り、現在の速度では月軌道に一瞬乗るだけで時が経てば外れてしまいます。

月の周回軌道へ完全に乗るため最後に減速をしましょう。

目標達成!お疲れ様です。

これで月周回軌道へ乗せることが出来ました。

このポッドの搭乗員もきっと(結末を知らない間は)大喜びでしょう。

ゲームを終えて

いかがでしたでしょうか?

今回の月周回軌道だけでも結構苦労することがあり難易度が高い作品となっていますが、難しい分達成感があります。ゲームの更新は頻繁に行われパーツも少しずつではありますが追加され多彩なロケットを開発することができるので自由度は高く思い描いた宇宙船を作り上げることが出来ます。

宇宙船の他にも、宇宙ステーションや地上に基地を配備したり非常に小さな小惑星を捕獲することだってできる奥の深いゲームとなってますのでおすすめです。

UIも有志の方々により公式に日本語化されており英語が分からなくても直ぐに宇宙開発へ取り掛かることが出来ます。

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